パーソナルレッスンについて
《なぜ「個別指導」なのか》
陸上競技の指導といえば、クラブチームや部活動などの一斉指導が一般的です。集団活動はライバルとの競いや社会性を築く場として有意義な機能を果たしているといえます。
一方で、指導が行き届く範囲には限界があるので、先生やコーチに「もっと見てもらいたいな」と思う場面があるのではないでしょうか。
また、走りを追求していくと必ず「個別性」という壁にぶつかります。「個別性」とは、年齢・性別・競技レベル・競技年数などを指し、それぞれの特性に応じた練習が求められます。
私自身も同様の経験から、静岡県内では第1号となるパーソナル指導を2019年にスタートアップさせました。
現在、小学生〜60歳を超える幅広い年齢層と、初心者〜日本代表までの幅広いレベルの選手を指導させて頂いております。95%を超えるリピート率(※5回以上の受講)を誇り、開業当初から6年以上継続されている選手が数多くいらっしゃいます。
後ほど詳しくご紹介しますが、一人ひとり異なったアプローチによってそれぞれの「PEAK」を目指しています。
以下には「PEAK support」の特徴を載せました。
地域トップ選手が集結
「主人公は選手。指導者は黒子」というモットーで、細々と活動して参りましたが、数多くの成果が報告されています。日本トップクラスの選手から小中学生、さらにはマスターズの選手まで、PEAK出身の選手が幅広い年代で活躍しています。
《スプリント指導》
フォームの改良を目指す、技術的な練習がメインとなります。身体の特徴や精神特性を分析し「身体をゼロから創り直す」ことを目標にレッスンを行います。
殆どが即日に動作の変化が実感できると評判です。
コーチが特に得意としているのは「スタートダッシュ」の指導です。自身もスタートダッシュを得意としています。
スプリント指導の流れ
初回はカウンセリングと体の機能チェックが中心となります。2回目以降から本格的なトレーニングがスタートします。決まった練習を一方的に指示するのではなく、選手の状態に合わせて練習メニューを決めていきます。
1、カウンセリング
目標、ターゲットにしている試合、体の状態、怪我の既往歴、日頃の練習、自身が感じている課題、希望のレッスン内容などを聞き取りします。初回だけでなく、毎回レッスンの最初に体や心の状態を確認します。
2、体の機能チェック
筋力、柔軟性、左右差、適切な場所が使えているか、余分な力は入っていないかなどをチェックしていきます。
改善点が見つかった場合は、対処法を実際に動きながら示します。走りそのものよりも根本の体の使い方に問題があるケースが多いです。「ゼロから体を作り直す」イメージです。
3、走りのフォーム改善
「シンプルな動きを奥深く追求する」ことを基本方針としています。
スプリントドリル、マーカー、ミニハードルなどを用いて走りを改善していきます。漠然としたアドバイスではなく、「膝をたたんで!」「軸足を真っ直ぐ!」「手足のタイミングを合わせるために、着地でズボンを触って!」などと具体的な指示を出します。「丁寧で非常に分かりやすい」という声が多く寄せられています。
必要に応じて動画を撮影したり、タイムを計測(光電管による正確なタイムを計測)したりしてフィードバックをします。
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《ウエイトトレーニングの指導》
ウエイトトレーニングでは、速く走るために最も大切な「股関節伸展力」を鍛えるとともに、全身の連動性や体幹の剛性を強化します。基礎的なBIG3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)から、クイックリフト(ハイクリーン、スナッチなど)まで幅広く対応可能です。ミリ単位のフォームチェックにより、正しい動作に導きます。
また、最新のVBTデバイスを用いて挙上速度やパワーやRFD(=瞬発力)を計測できます。筋トレが走りに繋がらない選手は、ぜひ一度お試しください。
ウエイトトレーニング指導の具体例
基本的な指導の流れはスプリント指導と同様です。ここでは、幾つかの具体例を用いてご紹介いたします。
スクワット
陸上選手が行べき最も重要な種目の一つです。スプリントに必要な太ももや臀部が鍛えられるだけでなく、背筋群や腹圧など全身に刺激が入ります。
スクワットは深さによって負荷や効果が異なり、目的に応じて使い分けします。よく陸上選手は「使い方」に着目し浅いスクワットをしがちですが、個人的には「使い方と鍛え方は分けるべき」だと考えています。
具体的には、パーシャル〜フルスクワットを深さの基準とし、しっかりと土台となる筋量を確保します。
写真はフルスクワットです。パーシャルは股関節と膝が横に並び、太腿が床と平行になる深さです。
デッドリフト
デッドリフトは、スクワットよりもバックマッスル(体の後面の筋群)への作用が大きく、速く走るうえで重要な臀部や背部、ハムストリングスなどを効果的に鍛えることができます。
膝〜股関節の伸展のタイミングを学習し、同時に姿勢の作り方も覚えていきます。この種目を習得していくことで、下に載せたクリーンやスナッチなどのクイックリフトの習得に繋がっていきます。
クイックリフト
クイックリフトは主に「クリーン」と「スナッチ」に分けられ、床や腰の位置から一気に胸や頭上にバーベルを持ち上げることで爆発力を養います。
短距離選手にとっては特に重要な種目に位置付けられ、数多くの選手が熱心に取り組んでいます。
ただし動作の習得には一定の時間と労力を要しますので、コーチが丁寧に動作を分解して習得に導きます。
一定以上のスキルが身に付いたらVBTデバイスで速度を計測することで、より高いトレーニング効果が得られます。
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《ご利用料金について》
【パーソナル指導料金(1月1日〜改定後価格)】
・60分コース 7000円(+出張料)
・90分コース 10000円
・120分コース 13000円
【出張料について】
・富士市内・・・無料
・愛鷹競技場・・・1000円
・裾野競技場・・・1500円
・御殿場競技場・・・2000円
※上記の場所について、90分コース・120分コースは無料
※それ以外の場所についてはご相談ください
【キャンセル規定】
基本的にキャンセル料はいただいておりませんが、悪質なケースに限っては料金の100%をご請求いたします。
例)当日の無連絡キャンセル